- アートメイクとは
- アートメイクをおすすめしたい方
- 当院の提供するアートメイク
- アートメイクのメリット
- アートメイクのデメリット
- アートメイクの流れ
- アートメイクは、どれくらい持つ?
- アートメイク施術後の経過とダウンタイム
- アートメイクの費用
- アートメイクのよくある質問
アートメイクとは
専用の針を使用し、皮膚に色素を着色し眉を美しく見せる施術です。「落ちないメイク」としても知られ、水にぬれても汗をかいても気にする必要はありません。医療アートメイクは医師または医師の指示のもとに看護師が表皮に着色します。持続期間は2~3年で皮膚の新陳代謝やターンオ-バーの繰り返しで徐々に薄くなっていきます。
アートメイクは医療行為です
アートメイクは、日本では厚生労働省によって医療行為と定められています。
施術は医師または医師の管理下にある専門の看護師のみが行えます。さらに、アートメイクに使用される機器や色素(薬剤)は医師免許を持つ者でなければ入手できません。医療機関以外での施術は、安全性が確保されていない機器や薬剤を使用するリスクがあり、これまでに皮膚感染症や色素脱失、肥厚性瘢痕、ケロイド、色素沈着といったトラブルが報告されています。安全に施術を受けるためには、必ず認可された医療機関を選びましょう。
アートメイクをおすすめしたい方
アートメイクは、以下のような方に特におすすめです
- アイブロウや唇のメイクが苦手な方
- 毎日のメイクに時間をかけたくない方
- 眉や唇の形に左右差がある方
- すっぴんでも美しく見せたい方
- 眉や唇に傷跡やほくろがある方
- イメージチェンジをしたい方
- 脱毛症や無毛症の方
- 眉毛が薄い方
- 血色をよく見せたい方
- 唇のくすみや黒ずみが気になる方
- 癌などで化学療法を受ける予定がある方
施術を受けられない場合がある方
以下に該当する方は、アートメイクの施術が受けられない場合があります。事前に医師へご相談ください
- ケロイド体質の方
- アトピー性皮膚炎の方
- 皮膚疾患がある方
- 金属アレルギーをお持ちの方
- 妊娠中や授乳中の方
- 高血圧や糖尿病の方
- 各種感染症がある方
当院の提供するアートメイク
当院では、眉と唇のアートメイク施術を行っています。専門資格を有する看護師が担当し、患者さま一人ひとりの顔立ちやバランスに最適なデザインをご提案いたします。
毛並みを活かした自然な
眉のアートメイク
眉のアートメイクでは、骨格や表情筋、眉の左右バランスを細かく確認しながら、お客さまのご希望に沿ったデザインを作り上げます。さらに、お顔の黄金比を考慮することで、ナチュラルでありながら美しさを引き立てる理想的な眉を実現します。
健康的でナチュラルな
唇のアートメイク(※現在準備中)
唇のアートメイクでは、リップラインや色味を整えることで、若々しく引き締まった印象を演出します。唇の色が明るくなることで、メイクなしでも健康的で魅力的な口元が手に入ります。
当院では、患者さまの肌色に合わせた自然な仕上がりを重視しており、過度なオーバーリップはおすすめしておりません。また、唇のくすみや黒ずみにお悩みの方もぜひお気軽にご相談ください。
アートメイクのメリット
アートメイクには、以下のようなメリットがあります
- メイクが落ちず、素顔でも美しい印象をキープできる
- 旅行先やプール、海などでも、メイクが落ちる心配がない
- 毎日のメイク時間を短縮でき、持ち歩く化粧道具が減る
- 皮脂や汗をかきやすい方でも、メイク直しの手間がかからず、すっぴんでも自信を持てる
アートメイクのデメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 2~3回の施術が必要
- 1週間程度のダウンタイムがある
- 施術中に痛みを感じる場合がある
- 1~3年で徐々に色が薄くなるが完全には消えない
- 簡単に除去することができない
- 染料によってはMRI検査に注意が必要な場合がある
- 施術前後には他の美容医療を受けられない場合がある
「MRI検査」では注意が必要
MRI検査は、強力な磁場と電磁波を利用して撮影を行うため、注意が必要です。アートメイクに使用される顔料には酸化鉄などの金属成分が含まれており、これが電磁場に反応すると、アーチファクト(検査画像の乱れ)や、極めて稀ではありますが電流が生じて熱を持ち、火傷につながる可能性があります。
ただし、アートメイクの金属成分は微量とされているため、MRI検査を受けること自体は可能です。ただし、安全に検査を受けるために、事前にアートメイクをしていることを医療機関に申告することが重要です。
なお、CT検査は放射線を使用するため、通常の被ばく線量であればアートメイクに直接影響を与えることはありません。
アートメイクの流れ
当院でのアートメイク施術は、以下のステップで進められます。カウンセリングが約30分、施術は約2〜3時間程度となります。(※個人差があります)
1カウンセリング
施術を担当する看護師(アートメイクアーティスト)が、お肌の状態を含めた詳細な説明を行い、疑問や不安にお答えします。
2デザイン
骨格や表情筋、左右のバランスを見ながら、ご希望に沿ったオーダーメイドデザインを作成します。
● 肌質や肌色に合わせてお好みの色味を調合します。
● 初回施術後の発色を確認し、2回目以降に変更することも可能です。
3 医師による診察
医師が施術の安全性を確認する診察を行います。これにより、安全で安心な施術を提供いたします。
4麻酔
塗る麻酔を使用し、施術時の痛みを最小限に抑えます。個人差はありますが、毛を抜くような多少の痛みはあります。
5施術
デザインに基づき、専用機器を使用して丁寧に施術を行います。
6アフターカウンセリング
施術後の注意事項やケア方法についてご説明いたします。施術後に気になる点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
アートメイクは、どれくらい持つ?
アートメイクは、タトゥーのように半永久的に色素が残るイメージがありますが、実際には時間の経過とともに徐々に薄くなります。そのため、持続期間は2年程度とされています。ただし、これは個人差があり、必ずしも2年持つとは限りません。2年を待たずに薄くなる方もいれば、2年以上経過しても色味がはっきり残る方もいらっしゃいます。
部位による持続期間の違い
アートメイクの持ち具合は施術する部位によって異なります。
眉の場合
眉周辺の皮膚のターンオーバー周期は28日前後です。このため、これらの部位では色素が比較的長く留まり、約2年程度の持続期間が期待できます。
唇の場合(※現在準備中)
一方で唇のターンオーバー周期は3~4日と短いため、リップアートメイクの持続期間は1~2年程度になります。
唇が短い周期で薄くなる理由
唇は以下のような特徴があるため、他の部位より色素が薄くなるスピードが速いです
- 皮膚が薄いため、外的影響を受けやすい。
- メラニンを生成する細胞の数が少ないため、乾燥や紫外線のダメージを受けやすい。
- 日常的な動作(話す、飲食するなど)によって頻繁に摩擦が起こる。
唇のアートメイクを長持ちさせるためには、適切なアフターケアが重要です。乾燥を防ぎ、保湿や紫外線対策を心がけることをおすすめします。
アートメイク施術後の
経過とダウンタイム
アートメイク共通
- アートメイクは1回の施術で完全に定着しないことが多く、2〜3回の施術を重ねて仕上げていきます。
- 施術後1週間はメイクを避け、自然に治癒するのを待ちます。
- 通院中の方は、病名や内服中の薬について事前にご相談ください。場合によっては主治医の許可証が必要です。
- 授乳中の方は麻酔を使用するため、施術後12時間空けていただきます。
- 施術後1週間は施術部位が濃く見える場合があります。
- 施術後1週間は汗をかくような行為を避けることをおすすめします。過度の汗や蒸れは、色素の定着を悪くする可能性があります。
眉アートメイク
眉アートメイクでは、肌質や体質により毛並みが滲んでしまうことがあります。
この場合、2回目の施術ではパウダーブロウをおすすめします。施術後1週間はお渡しする軟膏を塗っていただきます。
アートメイクの費用
眉
メニュー | 費用 | |
---|---|---|
通常料金 |
1回のみ |
¥60,000 |
2回set |
¥80,000 |
|
リタッチ |
1年以内 |
¥35,000 |
1年以降 |
¥45,000 |
|
パウダー追加 |
2回set |
¥10,000 |
ほくろ |
1か所 |
¥30,000 |
眉・同時施術 |
¥15,000 |
アートメイクのよくある質問
痛みはありますか?
クリーム状の塗る麻酔を使用し、痛みを軽減することができます。
アートメイクとタトゥーは違いますか?
アートメイクとタトゥー(入れ墨)の最大の違いは、薬剤(色素)を着色する皮下の深さです。皮膚は上から順番に表皮層(厚さ約0.02mm)、真皮層(厚さ約2mm)、皮下組織(厚さ約4〜9mm)に分かれています。タトゥーはターンオーバーの影響がない真皮層(約2mm)に針で着色するため、永久的に色素が残ります。しかし、アートメイクは一番浅い表皮層(約0.02mm)に着色していくため、代謝により徐々に色素が体外に排出されます。
アートメイク前後でダメなことはありますか?
施術前後6ヵ月:眉下切開、フェイスリフトなどの手術 施術前後3ヵ月:目元付近の手術、鼻手術、額注入など 施術前後1ヵ月:ボトックス、ヒアルロン酸、糸リフト、ハイフ、ピーリングなど 施術前後2週間:眉毛の脱色、眉ティントなど 施術後1週間:血行が良くなること(サウナ、激しい運動、過度な飲酒、温泉など) はお控えください。
アートメイク後、すぐに化粧はできますか?
施術部位以外のお化粧は施術当日から可能です。 施術部位に関しては、1週間後からお化粧が可能となります。
2回に分けて行った方がいいと聞きましたが、どうしてですか?
1回の施術では色素の定着にムラが出てしまったり、薄い仕上がりで持続がよくないケースがございます。2回に分けて施術を行い、色素を重ねていくことで、定着率がアップし、より自然な仕上がりになります。また、形や色の濃さを調整したり、左右のバランスを整えていくこともできるのでおすすめです。
2回目の施術は、いつ頃が良いですか?
次回の施術は1ヵ月以降をおすすめしております。皮膚の状態にもよりますので、施術を担当する看護師より詳しく説明させて頂きます。
何歳から施術は可能ですか?
18歳以上で親権者の同意書があれば施術は可能です。。
男性でもアートメイクの施術は可能ですか?
もちろん可能です。ご希望のデザインなどお気軽にご相談ください。。